2004年 12月 20日 ( 1 )

 

血の限界を超えた馬

メガスターダムが26ヶ月ぶりにターフに戻ってきた。

脚を悪くして26ヶ月ぶりの実戦で体も24キロ増えていたが、準オープンクラスの番人ともいうべきテイエムテンライなどを相手に2着に奮戦。4角で先頭に立ち、一度テイエムテンライに交わされるものの執念の差し返し。テイエムと壮絶な叩き合いを制し、復帰初戦を勝利で飾るかと思われたところに大外から藤沢厩舎&ペリエのスズノマーチが強襲。・・・空気読めよ

メガスターダムはニホンピロウイナー産駒。ニホンピロウイナーの仔はヤマニンゼファーが2000mの天皇賞を勝ったが、ほとんどの仔は1200m~1600mで活躍し、いわゆる「距離の壁」が存在していた。

メガスターダムは気力で走る馬だ。2400mのダービーでも窮屈な位置からタニノギムレット、シンボリクリスエス以下に迫る4着。秋の神戸新聞杯でも前をカットされるも、捌いた後は猛然と追い込み見せ場を作った。さすがにこの馬には走れないだろうと思われた3000mの菊花賞では、ローエングリンの作った超ハイペースを前々で粘りこみ、あわや勝つかと思わせた3着。このときも勝ったヒシミラクルに1度交わされてからも差し返していた。

そして昨日のオリオンステークス。26ヶ月も休めばすっかり腑抜けていても仕方ないのにその気力は少しも衰えていなかった。まったくなんちゅう根性者なんだか。この後も脚に爆弾を抱えながらの競走生活になるだろうが、まともならG1は勝てた馬だ。個人的には、こういうタイプは気持ちに体がついていかずに限界を超えてしまいそうで見ていて心配だが。。。幸薄いイメージあるし。とにかく無事に。
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  by take_st_dd_cm | 2004-12-20 01:37 | 競馬colum

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